平等寺(因幡薬師)
京都府京都市下京区因幡堂町728
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  長徳3年(997)、因幡国司・橘行平(たちばなゆきひら)が任を終えて帰京の途中、夢のお告げに従って因幡賀留津(がるつ)の海中から引き上げ、安置しておいた薬師如来像が行平のあとを追って京都に飛来したと云われています。

行平は自宅を改造してこれを祀り、この霊験談は広く親しまれ、歴代天皇をはじめ一般庶民の深い信仰を受け、承安元年(1171)には高倉天皇により「平等寺」と命名されました。
  
  度重なる火災にもかかわらず伝えられてきた本尊薬師如来立像は藤原時代の一本造りの優品で、嵯峨釈迦堂の釈迦如来、信濃善光寺の阿弥陀如来とともに日本三如来の一つに数えられています。

『現地案内を参照』
  
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