三室戸寺
京都府宇治市莵道滋賀谷21
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  三室戸寺(みむろとじ)は、本山修験宗お別格本山の寺院で、西国三十三所の第10番札所です。

宝亀元年(770)、光仁天皇の勅願により、南部大安寺の僧・行表が創建したと云われています。
  
  白壁王(後の光仁天皇)は、毎夜宮中に達する金色の霊光の正体を知りたいと願い、藤原犬養に命じて、光の元を尋ねさせました。

犬養は光を求めて宇治川の支流志津川の上流にたどり着くと、滝壺に身の丈二丈ばかりの千手観音像を見ました。
  
  犬養が滝壺に飛び込むと、一枚の蓮弁(ハスの花びら)が流れてきて、それが観音像に変じました。

光仁天皇はその観音像を安置し、行表を開山として創建したのが御室戸寺です。

その後、光仁天皇、花山法皇、白河法皇の離宮になったことから、御室戸寺の御を三にかえて、三室戸寺と称するようになりました。
    
  「花の寺」としても有名で、与楽園と呼ばれる大庭園があり、四季おりおりの花が見られます。

六月のアジサイは30種類、一万株の西洋アジサイ、額アジサイなどが咲き乱れ、「あじさい寺」とも呼ばれています。

『Wikipediaを参照』
  
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