頂法寺(六角堂)
京都府京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町248
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  紫雲山頂法寺(ちょうほうじ)と号する寺で、本堂が六角宝形造であることから「六角堂」の名で親しまれています。

用明2年(587)、聖徳太子と蘇我馬子は仏教を排除しようとする物部守屋を攻めました。

苦戦した時、「勝利したら四天王寺を建立します」と護持仏に戦勝祈願すると、みごと勝利をするのです。
  
  聖徳太子は四天王寺を建てる用材を求め、小野妹子とこの地を訪れます。

太子が池で水浴中、木の枝の間に置いていた如意輪観音像が重く動かなくなり、この地に伽藍を建てることにしたのが始まりです。
  
  弘仁13年(822)、嵯峨天皇の勅願所となり、長徳2年(996)には花山法皇の御幸があり、西国三十三所観音霊場(十八番の札所)となりました。

建仁元年(1201)、親鸞聖人が当寺に100箇日間参籠して霊告を受け、後に真宗を開宗する根源となりました。
  
  一言願い地蔵

このお地蔵さまは少し首を傾けられた姿をされていますが、これは悩んでいらっしゃるわけではなく、お参りに来られた方の願いを叶えてあげようかどうしようかと考えておられる姿なのです。

欲張らずに一つだけ願い事をしてください、きっと叶えてくださることでしょう。

皆なが幸せに暮らせるように。だよね。
    
  桓武天皇の延暦12年(793)、京都へ遷都の時、六角堂の所在が道路の中央に当たったので、天皇が遷座を祈願されたところ、御堂がにわかに5丈ばかり北へ退かれたと云われています。

1丈は3mだから15mだね。

この石はその際に取り残された疎石と云われ、また京都のほぼ中央にあたるところから「へそ石」とも「要石」とも呼ばれています。

『現地案内&Wikipediaを参照』
  
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