百済寺(くだらじ)
奈良県北葛城郡広陵町大字百済1411-2
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  日本書記の舒明天皇11年(639)12月の条に「是の月百済川のそばに九重塔を建つ」とあります。

称徳天皇は聖徳太子が平群郡熊凝(くまごり)に建てた熊凝精舎(額安寺)をゆずり受け、この地に移し百済大寺と名付けたと云われています。
  
  その後、火災にあいますが、皇極天皇の時に再建し、天武天皇の時に至って伽藍を高市郡に移し、大官大寺と称したと云われていますが明確ではありません。

現存している三重塔は鎌倉中期の建築と考えられ、本堂は大職冠(だいしょうかん)と呼ばれ、方三間単層、入母屋造りで内陣に本尊の毘沙門天像が祀られています。

『現地案内を参照』
    
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