備中国分寺
岡山県総社市上林1046
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  天平13年(741)、聖武天皇は仏教の力で戦乱や疫病などの災いから国を守るという鎮護国家の考えにもとづき、国分寺と国分尼寺の建立を全国に命じたのが「国分寺建立の詔」です。

備中では、この場所に国分寺、約500m東に国分尼寺が建てられました。
  
  本堂

昭和46年の発掘調査により、南門跡、中門跡、築地土塀跡、建物跡、井戸跡が確認され、南門跡、中門跡には一部疎石が残存しています。

寺院を構成する建物を伽藍と呼び、当時の金堂、講堂、塔は現在の国分寺境内の場所にあったと考えられています。

出土した瓦から創建は8世紀中ごろで、中世に衰退し、江戸時代に日照山国分寺として再興されました。
  
  勅使門

南の吉備路風土記の丘 県営南駐車場に車を止める、北は飛鳥の静けさ。

五重の塔、少し東へ歩けば「こうもり塚古墳」石室に入る、天井から雫、早く出たくなる。

吉備の国、今度は尼寺まで歩こうかな。

『現地案内を参照』
    
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