葛井寺
大阪府藤井寺市藤井寺1-16-21
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  葛井寺(ふじいでら)は、真言宗御室派の寺院で、本尊は十一面千手観世音菩薩です。

神亀2年(725)、聖武天皇の勅願寺として開山は行基と云われています。

西国三十三所の第五番札所となっています。
  
  室町時代には、東西2つに三重塔もあったと云われています。

明応2年(1493)、畠山氏の内紛に端を発した兵火で楼門、中門、三重塔、鎮守社、奥の院を焼失し、本堂と堂塔を残すのみとなったのです。(明応の政変)

千手観世音菩薩像は千本以上の手を持った、日本最古の千手観世音像だそうで、写真で見てもすごいよね。
  
  旗掛けの松、楠正成は戦勝祈願に大般若経六百巻と守り刀一振りと非理法権天の旗を寺に奉納され、境内に陣を構えました。

正平2年(1347)、境内松の樹にこの旗を掛け、父正成は正行、正時、正儀の三人の息子を呼び、秘策を練り、十倍の細川顕氏(あきうじ)勢に大勝しました。(葛井寺合戦)

まだ正成は生きてたぐらい、大きな人物だったのでしょうね。

『現地案内&Wikipediaを参照』
  
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