弁慶の足跡

兵庫県姫路市、加東市、小野市、三木市、神戸市
兵庫県の源平史跡3
 
武蔵坊弁慶は源九郎義経の郎党である。

何かを残して歩く、その足跡を探してみよう。

   
弁慶のお手玉石 
 姫路市書写 
姫路の書写山円教寺で弁慶は修行をしていました。

摩尼殿の橋のたもとには護法石:別名「弁慶のお手玉石」があります。

石の上に乙天、若天のふたりの童子が降り立ち、寺門を守ったと云われています。

  
弁慶の鏡井戸 
 姫路市書写  
さらに奥の大講堂にあります。

お酒に酔いつぶれ、寝ていた弁慶の顔に僧がいたずら書きをします。

右ほほの暴れ馬、左の平げたを見て僧たちは大笑い、目をさました弁慶はこの井戸で顔をうつし怒って、僧が火のついた棒で戦うも講堂の屋根に放り投げ、ついに書写山は炎に包まれてしまうのです。

  
弁慶地蔵 
 姫路市別所町別所
姫路市別所の街道にある「弁慶地蔵」です。

弁慶の母が、福居村(別所)の生まれで、山廼井といい、父は熊野神社別当である。

書写に預けられた弁慶が、京からの帰途、庄屋の娘玉苗と一夜を共にしたのがこの地と云われています。

  
弁慶の力石 
 加東市上三草 
372号線沿い、源平三草山合戦モニュメントのすぐ北にあるよ。

石に直径10cmほどの穴があるよ、弁慶が薙刀で突いたらしい。

モニュメント見て、この石を忘れてしまう微妙な場所にあるね。 

  
弁慶の投げ桜 
 加東市上久米 
県道17号線沿いにあるよ。

三草山合戦で勝利した義経軍は、この付近で弁慶の頭に桜の木があたり、怒って枝を折り、地面に投げつけた場所から桜の木が育ちました。

しかし、この地は意識していないと通り過ぎてしまうよ。

  
弁慶の重ね石 
 小野市樫山町 
その後ろの岩と思っていたけど、山中に25mほど上ったところにある岩だね。

ハッタイ粉を食べて満腹になった弁慶が、石を力いっぱい投げたらしい。

ハッタイ粉の威力はすごい。

  
弁慶の足跡 
 三木市跡部 
左の石に足跡みたいなくぼみがある。

こうして三木から神戸一ノ谷へと向かうんだね。

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