宝満寺

兵庫県神戸市長田区東尻池町2-11-1
兵庫県の源平史跡2 
 
阪神高速3号神戸線「湊川IC」から高架下を東へ、200mほどの1つ目の信号を北へ曲がると宝満寺があります。

宝満寺は弘法大師が開創し、もとは和田山通にありましたが、治承4年(1180)に平清盛が福原内裏造築のとき、現在の地に移したと云われています。

寿永3年(1184)、一ノ谷合戦で伽藍の大部分を焼失しましたが、文永3年(1266)亀山天皇の勅命で再建されました。

建武年中(1334-36)には足利尊氏の崇敬を受け、伽藍の修復及び寺領を寄進されています。

   
天正7年(1579)、荒木村重により寺禄を没収され、伽藍は焼き討ちに遭い衰退します。

昭和20年(1945)、空襲で全焼し、寺史に関する文書資料は焼失しましたが、大日如来坐像といくつかの寺宝は、境内の枯れ井戸に隠されて被災を免れました。

平成7年(1995)、阪神淡路大震災で伽藍の総てが損傷しましが、幸いにも火災は免れたのです。

『現地説明を参照』

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