兵庫県尼崎市尾浜町1-4-27 | |
兵庫県の源平史跡3 | |
JR神戸線「立花駅」から東へ、142号線を北へ進みます。 芦原陸橋北交差点を東に曲がり、300mほどの庄下川西側には尾浜八幡神社、その境内には名月姫のお墓がありました。 |
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この宝篋印塔は「名月姫のお墓」と云われています。 御津松(尾浜)に刑部左衛門尉国春という豪族がいました。 長年、子供に恵まれないので鞍馬山に願をかけたたところ、久安2年(1146)8月15日、満月の夜に女の子が誕生し、名月姫と名付けられました。 すくすく育った姫に、丹波国の蔵人家包が一目ぼれをし、姫を能勢に連れて帰ってしまうのです。 |
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父の国春は四方八方探し回っていたところ、平清盛の福原(大輪田の泊)の工事に際し、30人の人柱として捕えられてしまうのです。 それを聞いた名月姫は、福原に駆け付け、父と対面をし、のち尾浜に大日堂を建て菩提寺とするのです。 『現地説明を参照』 |
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