乙姫大明神

兵庫県神戸市垂水区下畑町
兵庫県の源平史跡2 
 
第二神明道路「名谷IC」から21号線を東へ走ります。 下畑交差点を過ぎ、第二神明道路を超え、すぐ南側には乙姫大明神の入り口があります。

この前の道路を通過するたび、赤い鳥居と案内が気になっていたんだよ。

平安年間(1171-75)、福原に遷都を果たした平清盛が建立したと云われてます。

大輪田の泊の整備に情熱を燃やした清盛は、この地にあった「さざれ石」をご神体として、大陸に向かう船の無事渡海を果たせるように「乙姫大明神」と名付けたと思わます。

   
源義経率いる軍勢が、三草山の戦いに勝利し、塩屋にあった西の木戸口に向けてともに軍進めてきた熊谷直美とこの付近で分かれ、やがて平家の一ノ谷の陣が望める鉄拐山(てっかいざん)に到着しました。

乙姫大明神の前の細道は、鉄拐山に登るにはもっとも近道であったことから、この道を経て須磨に向かったと云われています。

鳥居を降りていく、何があるのかどきどき、見上げる岩とはるか上空の高架にびっくりだよ。

『現地案内を参照』

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