長楽寺

兵庫県加古川市志方町氷室853-1
兵庫県の源平史跡3 
 
JR宝殿駅から北へ65号線で西へ曲がります。 「原交差点道」から北へ曲がり案内板通りに進むと長楽寺があります。

ここで官兵衛が出てくるとは、嬉しいかぎりです。 でも台風の土砂でお寺は流されているんだよ。

浄土宗の寺院で、和銅6年(713)慈心上人の開基です。

高倉天皇が中宮建礼門院の安産を念じて、丹波老の坂の地蔵尊に祈願をされました。

すると、いとも簡単に玉のような皇子を拾いあげたことから、平清盛に命じて、全国六十余州の国々に一体ずつ安置させたものが、本尊の「木造地蔵菩薩半跏像」です。

以後、「谷の子安産地蔵」として安産祈願に訪れる人が絶えません。

   
秀吉の播磨攻めの際、長楽寺の伽藍は焼失してしまいましたが、住職が本尊と釣鐘を背負って大藤山を越え「蛇が池」に沈めました。

今も池の底には釣鐘があり、池の主である大蛇がしっかりと抱いていると云われています。

前にある池だったのかな、じっと見ていたいものです。

『現地案内を参照』

Home  兵庫県の源平史跡3