屋島合戦

香川県高松市屋島
香川県の源平史跡  
 
高松市の東、ここは屋島。 天智6年(667)、古代山城が築かれていました。

元暦2年・寿永4年(1185)には、源氏と平家の合戦の地になったんだね。

一ノ谷の戦いで惨敗した平氏は、安徳天皇を奉じて屋島に内裏をおいて本拠を構えます。

平氏の瀬戸内海における勢力はいまだ強く、敵は海路から攻めてくるものとばかり考えていた平氏陣営は、海路に警備を集中させていました。

 
ところが、義経率いる源氏勢は、その裏をかいて直接屋島に向かわず、阿波に渡り、2日がかりの道のりを一晩で一気に屋島まで進軍します。

屋島は火を放たれ、慌てふためいた平氏方は、船で沖へと逃げ出し、そのあとは壮絶な矢合戦となりました。

ついに屋島は陥落、最期の壇ノ浦の戦いへと続くのです。

『現地案内を参照』

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