猿沢池

奈良県奈良市登大路町
 奈良県の源平史跡
  

奈良公園にある猿沢池、北には興福寺の五重塔を映し、「猿沢池月」は南都八景の一つになっています。

治承4年(1180)5月26日、以仁王の挙兵により近江の園城寺や諸国の源氏が反平氏活動に動き始めました。

平氏は挙兵を抑え、重衡は園城寺を焼き払うと、矛先は興福寺へと向かうのです。

  
平清盛は備前の平氏方の武将・妹尾兼康に南都の僧兵の鎮圧を任せました。

平清盛は兼康に兵500人を付けて、平和的な解決を指示し、軽武装で送り出すのですが、南都の大衆は兼康勢60余人を捕らえて斬首し、猿沢池の端に並べるのです。

平清盛は激怒、平重衡を向かわせ、東大寺や興福寺を焼いてしまうのです。

『Wikipediaを参照』

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