東大寺

奈良県奈良市雑司町406-1
 奈良県の源平史跡
  

東大寺は奈良時代に聖武天皇が建立しました。

平清盛は大和国の知行になった際、大和全体おける検断(治安や裁判的な統治行為)を行います。

これに南都寺院が反発、特に聖武天皇以後歴代の天皇の崇敬を受けてきた東大寺と、藤原氏の氏寺である興福寺が反抗していました。

治承3年(1179)、後白河法皇と関白藤原基房らが平清盛により処罰を受けると、翌年には以仁王の挙兵をきっかけに滋賀県大津の園城寺や諸国の源氏らが反平氏活動に動き出しました。

  
以仁王の挙兵が鎮圧され、園城寺に対して寺領没収などの処分を行いました。
治承4年(1180)、園城寺や興福寺の大衆は近江源氏らと供に平氏と戦い、12月11日には平重衡が園城寺を攻撃し焼き払いました。

12月25日、平清盛は平重衡を総大将、甥の平通盛を副将として南都へ向かわせ、ついに興福寺と共に、東大寺を焼き払うのです。

『Wikipediaを参照』

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