東鴻臚館

京都府京都市下京区西新屋敷下之町6-2
京都府の平安史跡2

  
鴻臚館は外交や海外交易の施設です。

京の中央を南北に朱雀大路が貫き、その七条以北の東西にふたつの鴻臚館が設けられていましたが、この島原付近は東鴻臚館址にあたります。

当時この館を利用したのは、唐ではなく、渤海国の使節に限られました。

 
時の政府は渤海客を大いに歓待し、日本の国威を示すために林邑楽(りんゆうがく)を演奏したり、詩文の会などを催していましたが、延喜30年(920)頃には廃されました。

『現地案内を参照』

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