土御門内裏跡

京都府京都市上京区烏丸通下長者町上る龍前町605、京都市上京区室町通中長者町通下る
京都府の平安史跡1

  
この地は、村上天皇の皇子・具平親王(ともひらしんのう)の邸宅が造営され、12世紀に至って、曾孫源師時(もろとき)の邸宅・土御門第となりました。

白河院近臣の権勢者・藤原顕隆(あきたか)はこの地を買得して内裏を模した最初の里内裏を営み、鳥羽天皇から崇徳天皇、近衛天皇と続く三代、24年もの間、天皇の御所となりました。

ここは京都ガーデンパレス敷地、土御門烏丸内裏跡だね。

 
里内裏とは、平安宮内裏以外の邸宅を天皇の所在(皇居)として用いられた内裏のことです。

里内裏も、近衛天皇の崩御、保元元年(1156)の乱によって再開と中止を繰り返し、後白河天皇が大内裏の再建を打ち出すと、土御門内裏は廃絶となるのです。

こちらは清和キリスト教会の敷地にある、清和院・土御門内裏跡碑だね。

『現地案内を参照』

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