広峯神社

兵庫県姫路市広嶺山52
兵庫の神社めぐり2
   

主祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)と五十猛命(いたけるのみこと)です。

素戔嗚尊の両親は、伊邪那岐命と伊弉冉尊(オザナギとイザナキ)で国生みの神で、姉に天照大神がいます。

五十猛命は素戔嗚尊の子で、沢山の木を植えた神として知られています。

唐から帰った吉備真備が都へ帰る途中、この地に神を感じると聖武天皇に報告し、天平6年(734)広峰山から10分程度の白幣山に創建されました。

白幣山には吉備真備を祀る吉備社と素戔嗚尊を祀る荒神社があります。

天禄3年(972)、現在の広峰山に遷座しました。

播州の人が伊勢参りする前に広峰神社に参拝し、帰ってからもう一度参拝していたと云われています。

黒田官兵衛の祖父・黒田重隆は備前国(岡山県瀬戸内市)の福岡に住んでいました。

大永5年(1525)、備前が乱れると播磨国に移り、広峰神社の神官・井口氏と目薬を売り財を成して、播磨の国人になります。

御着城主・小寺政職に仕え、子の職隆が姫路城の城代になりました。

永禄10年(1567)、子の孝高に家督と小寺家の家老職を譲ります。

この孝高が軍師・官兵衛になっていくのです。

『Wikipediaを参照』

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