兵庫県宍粟市一宮町森添280 | |
兵庫の神社めぐり2 | |
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主祭神は葦原志許男神( あしはらしこをのかみ:大国主命)です。 右殿には、月夜見神(つくよみ)、天日槍神(あめのひぼこ)、左殿には高皇産霊神(たかみむすび)、須佐之男神を祀っています。 葦原志許男神は、天日槍神と共に、国土経営に際し高峰山に拠って、土地を開拓し、播北と但馬の地を統治しました。 この地を出発されるにあたり、長かった滞在の記念として、御杖を形見として山上に植えられたことが播磨風土記に見られます。 |
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もう一つの話、 伊和大神が播磨国を手に入れたのち、新羅の皇子神天日槍(あまのひぼこ)が国を譲れと迫ってきて、伊和大神と天日槍は揖保川を上るように戦うのです。 最後は高峰山の山頂で、それぞれが足首につる草の黒葛三条(つづらみかた)三本を結びつけ、それを投げ合います。 |
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伊和大神の一本は但馬国気多群、一本が養父郡、一本は地元に落ちました。 天日槍は三本とも但馬国に落ちたので戦いに敗れとして、但馬国出石へ向かいました。 伊和大神が飛び降りた場所には、高峰山の麓の田んぼの中に御形大神降臨地を示す石柱が立てられ、山麓には御形神社があるのです。 『現地案内&参考文献を参照』 |
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