安宅住吉神社

石川県小松市安宅町17
石川の神社めぐり
   

主祭神は住吉三神(底筒男命:(そこつつのおのみこと)・中筒男命:(なかつつのおのみこと)・表筒男命:(うわつつのおのみこと))です。

境内には、歌舞伎十八番にも選ばれている演目「勧進帳」の舞台となった「安宅の関」の石碑があり、難関突破の神として知られています。

平家打倒で大活躍した源義経が、兄・源頼朝に追われる身になり奥州平泉へと逃れます。

ここ安宅の関まで来た時、山伏姿に変装した義経一行を関守の富樫泰家が疑います。

弁慶は東大寺の修復の寄付を募る(勧進)のために諸国を巡っていると説明し、ありあわせの巻物を「勧進帳」として読み上げ、この場を切り抜けました。

それでも泰家は従者に変装した義経を疑うと、弁慶は金剛杖で主君の義経を打ち叱責します。

泰家は義経であると見抜きながらも、主君を思う弁慶の忠義に安宅の関の通行を許すのです。

『参考文献&Wikipediaを参照』

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