雄琴神社

滋賀県大津市雄琴2-10-1
滋賀の神社めぐり
   

祭神はこの地方を開拓したという小槻氏の祖・勘解由次官長谷今雄宿弥を主神とし、相殿は崇道盡敬天皇(すどうじんきょう)と大己貴命( おおなむちのみこと)です。

祭神大炊神今雄宿弥命は、第55代・文徳天皇の御代火史官の職を奉じ、子孫相伝えて宮中に政務を行いました。

その功績をたたえ、雄琴の庄を賜り、当地は小槻氏の所領となりました。

第57代陽成天皇の時、今雄宿弥は逝去し法光寺に葬られ、第60代醍醐天皇の時には小槻富平宿弥が奉請して社殿を造営し、今雄宿弥の神霊を斉祀して、雄琴社大炊神と称しました。

第106代正親町天皇の時、延暦寺僧徒の暴徒で、小槻氏所領と社寺領を奪われ、信長の延暦寺来攻の時には兵火で焼失しましたが、のち再建されています。

『現地案内を参照』

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