金剛院

福井県越前市深草2-2-37
福井のお寺めぐり
   

曹洞宗の寺院で、本尊は釈迦如来を祀り、永享5年(1433)、玉翁正光禅師(ぎょくおうしょうこう)の開山です。

初め安泰寺と号し平出村にありましたが、天正元年(1573)、信長の進撃の際に焼失し、丹生郡八田村に移り、さらに同11年青木紀伊守重治の帰依により、旧地に堂宇を再建します。

慶長15年(1610)、府中領主・本多富正によって、青木氏居城跡の現在地に再興され、当院東側には金剛院門町が発展しました。

東西65間、南北74間の広大な寺城を有し、土塁跡など往時の館の面影をとどめています。

仏足石

近年、珍しい仏足石が境内に奉安されました。インドの昔、まだ仏像のない時代には、お釈迦さまの立たれた場所や、足跡、菩提樹などがお釈迦さまとして、拝まれていました。

仏足石に触れると大きな安らぎが得られ、願いを観とどけてくださるそうです。

『現地案内を参照』

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