西本願寺

京都府京都市下京区堀川通花屋町
京都のお寺めぐり
   

すべてのものが阿弥陀如来の本願によって、救われる念仏の教えを説く、宗祖「親鸞聖人」によって開かれた浄土真宗本願寺の本山です。

当初、本願寺は親鸞聖人の廟所(墓地)のあった京都東山の大谷に創建されました。

その後、山科、大阪など各地に寺院を移しましたが、天正19年(1591)秀吉によりこの地の寄進を受け、現在に至っています。

御影堂(ごえいどう)

伽藍は移転後、直ちに整備され、寛永10年(1633)頃には、ほぼ今日に近い姿となりました。

御影堂は、内陣中央に親鸞聖人の御真影(木像)が安置されていることから御影堂と称します。

奥行(東西)48m、横(南北)62m、高さ29mで、外陣は441枚の畳が敷かれ、1、200名以上が一度に参拝できます。

阿弥陀堂

阿弥陀堂や御影堂はともに国宝に指定され、世界最大級の木造建築です。

広々とした境内、遠くから見ても大きい、歩いて近づくと相似的に更に大きくなる。

京都駅は多くの人でびっくり、近いのに広くて静か、更にびっくり。

経蔵

天海僧正の開版による「一切経(大蔵経)」(函数665、6323巻)を納められています。

内部の八角形の堂が回転する構造になっているため「天輪蔵(てんりんぞう)」とも呼ばれています。

太鼓楼

新選組は、「池田屋騒動」(元治元年1864)以降隊士が増え、壬生の屯所では狭くなったこともあり、慶応元年(1865)3月10日、屯所を壬生から本願寺に移し、境内に「新選組本陣」の看板を掲げ、北東にあった北集会所と太鼓楼を使用していました。

北集会所は姫路市(亀山)本徳寺に一部移設され、現在の本願寺は太鼓楼だけが当時をしのばせています。

『現地案内を参照』

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