聖護院門跡
(しょうごいんもんぜき)

京都府京都市左京区聖護院中町15
京都のお寺めぐり
   

本山修験宗総本山の寺院です。

平安時代の寛治4年(1090)、白河上皇が紀州の熊野三山を参詣する際、修験者(山伏)として有名であった増誉大僧正(どうよ)が、先達(案内役)を努めた功績により寺を賜り、聖体護持の意味から聖護院と名付けたと云われています。

修験道とは、日本古来の山岳信仰と仏教の密教、道教などが結び付いて平安末期に成立した宗教で、役小角(えんのおづる)を開祖とします。

応仁の乱をはじめ、度重なる火災に遭い、各地を転々とした後、延宝4年(1676)に再興されたのが現在の主な建物で、書院は京都御所の御殿を移したものです。

天明8年(1788)と安政元年(1854)の御所の炎上に際し、光格天皇と孝明天皇が一時、仮皇居として使用したため、聖護院旧仮皇居としています。

『現地案内を参照』

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