桜 城

豊田市元城町

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名鉄名古屋本線で知立駅から猿投方面に乗り換え、豊田市駅で降ります。

東側には大きな図書館、さらに南東へ5分ほど歩くと桜城跡公園、そこには桜城(さくら)がありました。
   
   
別名、挙母城(ころも)とも言います。

挙母城と呼ばれるお城は三ヶ所ある。

中世に築かれた上挙母の金谷城、江戸時代の桜城、そして童子山の七州城だね。

ここは豊田市街、駅から南東の方向を見る、NTTのアンテナが見える所だよ。
  
 
三重の本丸、二重の隅櫓、周りは700mの堀を造る計画だった。

当時の隅櫓の石垣かな、この市街地にして、よくぞ残っていたよね。

道路を隔てた銀行の玄関にある像に気を奪われると、通り過ぎてしまうよ。

それにしても大きな図書館だね、20年ほど昔、小さかった図書館で中古車雑誌を閲覧していたよ。
   

   
桜城の築城は、寛延二年(1749)、拳母藩内藤氏初代藩主・政苗(まさみつ)によって着手されました。

三重の本丸、二重の隅櫓、周囲400間(720m)の掘を巡らせた総面積三十二町(32la)の計画でした。

しかしたび重なる矢作川の大洪水により築城は残念され、新たに童子山に七州城が築かれたのです。

今日に至っては、往時の隅櫓の石垣を残すのみとなりました。

内藤氏以前の三宅氏時代の居館に、桜が植えられていたことから桜城の別称が伝えられています。

『現地案内を参照』

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