府中城

越前市府中2丁

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JR北陸本線「武生駅」を西へと歩いてすぐ越前市役所、この地に府中城(ふちゅう)がありました。
  
  
府中は南北に走る北陸街道で分けられる。
東側は居館や武家屋敷、西は町屋敷・寺屋敷になっている。

居館の跡は市役所、お城自体の跡はなさそう。
近くの新善光寺城(正覚寺)に、府中城の移築門があるよ。

  
 「まつの念持仏」

さっそく寺町へ来る、沢山お寺があるよ、お寺の案内も整備されている。

陽願寺の路地には越前府中・利家紀行の案内も。
実は大河ドラマで「利家とまつ」は見ていなかった、2002年だから6年前のドラマだね。

さっそくDVDを借りて、越前の勉強しなくてはね。
  
  
初代加賀藩主・前田利家(犬千代・又左衛門)は、信長の越前一向一揆平定後の天正三年(1575)秋、佐々成正、不破光治と共に各々越前府中領十万石の土地を均分し与えられました。

この三名を府中三人衆いい、初めて大名に出世した利家は、ここ越前府中城に居を構えました。

この地の東には日野川が流れ天然の掘の役目を果たし、平城を築くには格好の場所であり、利家は天正九年(1581)十月に能登一国の太守として七尾に転封されるまでの約六年間をこの越前府中城でまつや子供たちと暮らしています。

また加賀藩三代目藩主・前田利常は、まつの侍女であった高木村(現武生市高木町)上木新兵衛の娘千代が後の文禄の役(1592)の際に肥後名護屋で利家の側室に迎えられ設けた子供と云われています。

『現地案内を参照』

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