赤穂市上刈屋 | |
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播州赤穂駅の南500mのところに赤穂城(あこう)があります。 ここは全国に知られる「忠臣蔵」浅野氏の城です。 毎年12月14日は赤穂義士祭が行われ、周辺の整備も進み本丸や庭園も次々と復元されています。 |
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追手門を入ると、大石邸があり、少し南には本丸跡があります。 | |
大石邸です。 お城の周辺には重臣の屋敷跡がたくさんあり、標識の名前を見て歩くのも楽しくなります。 | |
大石神社の前にある赤穂義士の石像です。 写真に映っているのは一部です。 新品で、あと500年もするとこれらの石像も歴史的な風格を持ってくるのだと思いました。 |
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赤穂城は、正保二年(1645)に浅野内匠頭長矩(ながのり)の祖父長直が、常陸国笠間から入封し、近藤三郎左衛門正純に築城設計を命じ、実に十三年に至る歳月を費して、寛文元年(1661)に完成したものです。 城郭の縄張りは甲州流軍学によるもので、本丸と二の丸は輪郭式、二の丸と三ノ丸の関係は悌郭式になって、近世城郭史上非常に珍しい変形輪郭式の海岸平城でした。 城郭の規模は、十の隅櫓、十二の諸門があり、曲輪の延長は約2847メートル、面積は6万3711平方メートルに及んでいます。 塁石、防壁、諸門、本丸御前がととのえられ、居城としての偉容が示されたが、天守台のみ築かれて天守閣は構築されませんでした。 築城当初から城内に大石邸をはじめ藩重臣の屋敷がありましたが、浅野家断絶後は永井家、次いで森家の居城となり、明治廃藩後、城塞は惜しくも破壊され屋敷は民有地に払い下げられ、現在では本丸門内は大名庭園がよみがえっているのです。 赤穂義士の自刃250年祭を記念に、昭和30年春、大手門、大手隅櫓と城壁の一部が復旧され、同46年3月赤穂城跡は国の史跡に指定され、以後、本丸の整備等が進められています。 『現地案内を参照』 |
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