姫路市白国 | |
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姫路競馬場の「白国交差点」を東へ曲がり、700mほどで北側の「隋願寺」へと登ります。 ここは増位山、峰でつながる標高250mの山頂には有明山城(ありあけやま)があります。 |
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ここは隋願寺、徳太子の命により高麗僧・恵便が開山、のち行基が中興したお寺です。 平安時代には三十六坊もあったのですが、別所長治により焼失、天正十三年に秀吉が再興しています。 江戸時代に榊原忠次の菩提寺として整備をしました。 有明山城は東の増位山、三つ目のピークが有明山城だと思ったけど、少し自信がないよ。 |
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この日は競馬があるみたい、沢山の人がスタンドに入っていく。 車をコースの内側に停めたけど、周囲を馬が走るなら出られないよ、心配して尋ねた。 「馬は場外を走るから大丈夫」と、「外は国道やけど、車とぶつからないの」 真剣に聞いた、聞かれた若者の顔も真剣になった。 |
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「そうめん滝」 競馬場から東へ3km、歩いて増位山の反対側(東側)に来たよ。 JR播但線の「砥堀駅」を少し北へ、「権現山古墳」がある。 近くの石積みを見て「そうめん滝」を登る、水のすきとおりにたたずむよ。 |
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山道から自転車が15台ほど飛び出してきたよ、びっくり。 まさに場外状態だったよ。 台風で倒れた木々をくぐりながら1kmぐらいで山頂、古墳がある。 城跡はこの辺りと思うけど、どこかな。 |
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在原業平が山の上に明け方まで残った月を見て「糸の細道」と詠んだ道を歩きます。 城跡はこことみた、削平地が2段。 しかし東西30m、南北18m、3方には5mの崖下に堀とある、いつ通り過ぎたのかな。 出会ったおじさんが言った「よくイノシシが走って落ちていくのを見た」と。 |
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「榊原政邦と夫人の墓所」 享保11年(1726)、52歳で亡くなった姫路城主・政邦は遺言により、ここ増位山に葬られました。 三年後に夫人も亡くなり同じく遺言により政邦と並んでいます。 ここで姫路城主のお墓、きっと来てよかったと思うよ。 |
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「実相院のお墓」 榊原政邦の側室・実相院のお墓で、「お姫さまのお墓」とも云われているよ。 婦人病になやんだことから、死後は同じ病気で苦しむ人を救いたいと遺言をし、ここに祀られているのです。 |
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「榊原忠次の墓所」 徳川四天王の一つに数えられた榊原家、中でも忠次は名君とされてます。 お墓の碑文は忠次の生い立ちからの一代記が三千文字に刻まれています。 この文を一字も間違いなく読むと、碑石の「カメ」が動くそうです。 でも漢字が読めないよね。 |
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隋願寺境内の梅林です。 姫路の増位山は知ってたけど、こんなに沢山の史跡がある事を知らなかったよ。 「もうすぐ春だね」、季節の変化で挨拶を楽しみたい、でも今は「くしゃみ」が挨拶代わりだね。 |
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城主は小寺職隆の弟・安芸法印休無と伝わっています。 この小寺職隆は黒田官兵衛の父のことです。 天正元年(1573)、三木城主・別所長治によって落城しました。 天正元年といえば龍野城主・赤松政秀が、姫路城を守っていた官兵衛を攻めた話はあるけど、別所氏との争いの詳細は分からないです。 また調べてみます。 『参考文献を参照』 |
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