茶臼山城

三田市三輪

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中国自動車道、「神戸三田IC」を出て、東の１７６号線をJR三田駅方面に向かいます。 「三輪交差点」の南には三輪神社、３７号線を北へ７００ｍほど走ると城山公園があります。 この公園や神社あたりが茶臼山城（ちゃうすやま）と云われています。

公園では野球、サッカーもしていたと思う。　飛行機雲がいっぱい、伊丹空港から飛んできた雲かな。 選手たちは目の前のボールと汗、駐車場では「お疲れさま」と笑顔で別れる。　そんな姿と雲、見ていると青春の頃に戻りたいなぁ。

年配の方の帽子が落ちていたよ。　たいていの年配の方も感じてる、自分の人生は満足、それともやり直したい。 エリート、出世、お金持ち、満足な人生ですか。 海外旅行、遊園地、カラオケ、ゲーム、楽しかったですか。 分からないね。

「三輪神社」 松山弾正が天神山からこの地に移しました。 のち三田藩主・九鬼隆昌や隆方により社殿の再建や石鳥居などが寄進されています。 満足、たぶん一生分からないし、分からなくてもいいかな。 ただ涙より笑顔の方がいいよね、きっと。

建武二年(1336)、後醍醐天皇と足利尊氏が決別、この時から播磨の赤松円心も尊氏方（北朝）に付きました。 しかし、円心の四男・氏範は南朝方として天皇に味方して、加古川の天神山城から三田城に居城を移します。 周辺には嫡男・氏春を道場城（蒲公英城：神戸市北区）、次男・家則を桑原城（三田市）、三男・祐春を船坂城（西宮市）、四男・季則に岡山城(三田市)を守らせました。 この頃、大和国城上郡から来た松山弾正が、南朝方として築いたのが茶臼山城です。 永徳三年(1386)、赤松氏範は足利氏を討つ為に京都に向かうのですが、逆に山名氏清に攻められ、ついに清水山城（加東郡）で細川勢に囲まれ自刃、一族ともに果てるのです。 のち松山弾正も北朝の軍門に下ったと云われています。 『参考文献を参照』

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