土居の内

丹波篠山市大淵

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国道372号線を篠山市街の南を少し東へ、八上城がある所で北側の篠山川に架かる「八幡橋」を渡ります。

500mほど西の「和田」から北側の集落に入ると土居の内(どいのうち)があります。

「丹波篠山五十三次」を知った、全部行ってみたいよね。
   
    
土居は集落や建物などの周りに防御のために巡らした土塁のことらしい。

ここは畑氏の居宅で当時のものが残っているのは市内でここだけだよ。
 
  
東西54m南北47mの敷地を土塁で囲み、東は畑川そして南側がこの掘りだよ。

ここで新田義貞の話に出会えて感激、義貞に仕えた畑時能の鷹巣城(福井県)へも行かなければね。
  
   
今回初めて知ったけど、篠山町制100周年記念事業で企画された「丹波篠山五十三次」は面白そう。

どこかで見たことあると思ったら、八上城にあった「一里塚」にも同じ石碑があった。

今度篠山に行った時は「五十三次探索」をして、来年には特集版を作ってみる、たのしみが増えたよ。 
   

    
土井とは、土塁のことで、土井の内は、堀の内とも言い、中世のころの国人武士とか名主等の居宅で、堀と土塁のほか林や藪等に囲まれています。

ここは、東西約54m、南北約47mの敷地に高さ約1.8m、底幅約5mの土塁が方形に屋敷を囲み、南側に幅約7mの堀跡が残り、東側は畑川が塀の代わりをしています。

古書によると「天正のころ、畑左近允能綱・同弾正守広等の住居」と記されています。

市内では、ここだけにしか残っていない貴重な遺構です。

『現地案内を参照』

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