福中城

神戸市西区平野町福中

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JR明石と西明石間の国道175号線を北上します。

第二神明の玉津インターを過ぎて1.5kmで「福中交差点」を西へ曲がり、200mほどで北側の家並へ入ると賽珠寺(宝珠寺)があります。

ここは福中城主(ふくなか)間嶋氏の菩提寺になっています。
  
    
「間嶋氏の菩提寺」

城主の間嶋氏は代々彦太郎と名乗っていました。 間嶋氏の菩提を弔う「位牌と五輪塔」、後ろには宝篋印当(ほうきょういんとう)があります。

この辺りは福中城の北端だそうです。 南側を歩けば、昔を見つけることができるかも、でも国道や住宅開発で無理かな。
 
  
  
「賽珠寺(宝珠寺)の入り口」

福中城は、赤松氏の本城となった置塩城の縄張りも担当した土師道海によって縄張りが築かれたそうです。

175号線の東には八幡神社があって、間嶋彦太郎の奉納した「重籐の弓」が残っています。 今でも「秋祭りの渡御祭」の神弓とされています。
    

    
文明年間(1469)今の福中部落の南東の地に福中城があった。

城主は播州の豪族赤松一族の間嶋彦太郎戸と言い、代々太郎を名のっていた。

三木の別所氏の出城であったか、天正8年(1580)、三木合戦の時、他の諸城と共に豊臣秀吉のに破却された。

父は別所方につき、子は秀吉について親子で争ったのは、いずれかが勝っても家名が立つというわけである。

『参考文献を参照』

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