平福藩陣屋

兵庫県佐用郡佐用町平福

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中国自動車道「佐用IC」で降り、373号線を北へ約3km行くと、左手に「道の駅・宿場町ひらふく」があります。 

ここ「平福駅」の東には利神城(りかん)、そして因幡街道筋には古い町並みが残る平福藩陣屋(ひらふく)があります。
   
    
代官所跡で、元治元年(1864)に佐々木平八郎が建てたらしいよ。 道の駅の隣にあるけど、野菜探しに忙しくて見逃すよ。

後ろには「利神城」見えるね、でもまだ利神城には登ってないからね。
 
  
「平福本陣跡」

平福へは町内の自治会から「街作りの視察」で始めてきたよ。 5年ぐらい前だけど、お城があることは分からなかったよ。

その視察では「坂越」も行ったけど、坂越浦城の話も出なかったよ。 なにを視察してたのかな、地元で採れる野菜しか見てなかったよ。
    
   
上月城あたりで千種川と合流する佐用川だよ。

この平福には20箇所ぐらいの見所がある。
「しゃくなげの里」
「宮本武蔵決闘の場」
「金倉の六地蔵」など

道の駅で休憩がてら、街並みと利神城を探索して、くたくたになったら、駅で本当に休憩してね。
   

   
寛永十七年(1640)、利神城廃城後の平福は松平氏500石の旗本領として、代官支配となりました。

天保六年(1835)に起こった出石藩の仙石騒動に連座して、翌年幕府領になりますが、文久三年(1863)の旧領戻りに際して建てられたと考えられます。

棟の端には元治元年(1864)製の鬼瓦が残され、明治以後、改変も受けていますが、陣屋跡に現存する唯一の建築物です。

『現地案内を参照』

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