門村構居

兵庫県多可郡多可町加美区門村

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西脇市で国道427号線を北上します。 多可郡の加美町に入り、杉原を過ぎると西側に門村構居(かどむら)の標識があります。

門村構居は、そこから150m西に入ったところです
   
   
この山に少し入ると、平らに削られたところや、土塁跡がいっぱいあります。

山垣城の帰り、国道427号線を南下し、「道の駅かみ」で缶コーヒー。

駅前の青玉神社を訪れ、さらに南下して「門村構居」に来ました。

少し中に入って、びっくりです。

   
かなりの広さで堀や土塁がいっぱいあります。

奥に入る道があったけど何の知識もなく、この時50mほど入って引き返しました。 なんかすごい物がありそうな雰囲気です。

西側の山麓には、今も三重の土塁や壁が残されています。

そして、この土塁の内側には武士団の守護神である「八幡大菩薩」を祀ったという八幡屋敷と呼ばれる平地もあります。
  
 
  
浄居寺」

城主杉原氏の菩提寺です。

西側の山頂には詰めの城として門村山城の遺跡があるそうです。 
  
  
「青玉神社の休み石」

道の駅「かみ」の前にある青玉神社です。

昔、猪ノ岡という狩人(のちの稲岡大明神)が狩りの帰り、背中が急に痛くなり、ここまでやっとたどり着きました。

この石に腰掛けて休んだところ背中が急に治ったのです。 それから、村の人はこの地に青玉神社を祀りました。 
  
  
「青玉神社の夫婦杉」

樹齢千年は有るというこの大杉は、高さ40m、周囲12mです。
長寿と繁栄を願っています。

しかし年月というものは、にわか探索では計り知れない奥の深さがありそうです。

門村城跡そして杉原氏のことも、じっくりと調べたいと思います。
  
  
   
加美町門村字「カマエ坪」付近にあった中世(室町〜安土桃山時代)の城館で、天正二年(1574)、三木別所氏一族の攻撃を受けて敗れた杉原兵太夫安久の居城であったとされています。

カマヘツボの西側山麓には、今も三重の土塁や壁の跡が残されており、かってはカマヘツボ全体を囲んでいたものと云われています。

そしてこの土塁の内側には武士団の守護神である八幡大菩薩をまつったという八幡屋敷と呼ばれる平地があります。

一方、この門村構居の南に接して城主の菩提寺であった浄居寺があり、また西側の山頂には詰めの城としての門村山城の遺跡があって中世城郭跡の典型例を示しています。

『現地案内を参照』

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