蒲田城

兵庫県姫路市広畑区西蒲田

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姫路バイパスを西へ「山田トンネル」抜け、山田から国道2号線に入ります。

すぐ「原交差点」を南へ、新幹線沿いを東に入るとキャンプ場があります。

その東側には標高178mの山頂に蒲田城(かまた)があります。

2005年1月、南の京見山から「泣き坂峠」を越えてきました。

近くだけど、ここから見る姫路の山々は、初めて見たように見えるのです。
   
   
則直城から北東へ続いている、ずいぶん山を越えてきました。 お城の碑があると、ほんと嬉しいよね。

途中で見えた姫路の山々、普段も見てるはずだけど、ゆっくりと風景を楽しめるよ。

  
  もうトンガリ山よりも高い所、誰かが「ケーキ10個食べたいー」と叫んでいるみたい。

「5個、おいといてー」と言ったけど、きっと全部食べてるよ。 何でケーキか分からないけど、左へと歩く。 少しづつ広畑の街の風景から離れていくよ。
  
  
ここから降りるとトンガリ山へ、そして「才の構」がある所へも行けるんだ。

でも、まっすぐ「白毛山」へ向かうよ。

途中で四ツ塚古墳、古墳は見つけた人が名前を付けられると聞いたことがある、一度付けてみたいよね。 
  
  
「白毛山」

あれか標高204m、一旦下がってまた登るよ。

京見山には沢山の人がいたけど、ここへは来ないのかな。
  
  
無線中継所」

ここが白毛山、車でも登れる道がある、たぶん中継所の人しか入れないと思うけど。

東の風景、いいよ。 夢前川の向こうには苫編山(とまみ)と鬢櫛山(びんぐし)が見える。

この鬢櫛山は播磨風土記に出てくる、次回の風土記シリーズだね。   
 
  
 中継所から舗装道を降りる、途中には「蒲田城へ」の道標。 あと少し、と思ったのは間違い。 急斜面を一気に降りる。

今まで登った分を全部降りてしまう、なんでなん。 と思う。
  
  
「あの山かな」

次の山、でも山頂がとんがっている様な形だよ。

とにかく最後の力で降りて登ったよ。 
  
  
「蒲田城の手前」

すごいよ、下から岩を割って、その間から木が出てる。

ここでも台風で倒れていた木は根が張らない「杉」なんだよね。 戦後の復興でいっぱい植林して家を建てたんだけど。 
  
  
 ここは蒲田城と白毛山との間の道を西へ行った所、昔の屋敷跡だと思うけど。

ここへ行く途中、すごい木を見た、写真では説明しにくいから書くね。

左右の手を「ピース」として、左右の指と指の間をひっつけてから立てる。

二本が根っこで二本が上に伸びてる、しかも太い。
  
  
碑がある所から更に北へ、写ってないけど山の向こうには姫路城、左には坂本城がある書写山。

姫路には沢山の山があるんだね、古墳、風土記、戦国時代、一つ一つに昔話があるのかな。

小さい頃から見ていたのにね、初めて気がついた感じだよ。 
  
  
「泣き坂峠」

と、いろいろ山を楽しんで、後ろを見た。 白毛山の中継所があんなに遠くになっているよ。

少し風も出てきたし、とにかく京見山まで戻るね。 そして「トンガリ山」、急に登ってみたくなった。
倒れた木をまたぐ、「うっ」、涙が出てきたよ。
  
  
城主は別所右衛門といわれていますが、その系図や歴史の詳細が分からないのです。

また分かりしだい書こうと思います、すいません。

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