曲り城

兵庫県三田市藍本曲り

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舞鶴若狭自動車道、「三田西IC」から東の国道176号線を北へ走ります。

「波田」の信号から細い道を西へ、武庫川が曲る端まで進むと稲荷神社、そこには曲り城(まがり)がありました。
   
    
三田市の北、篠山市との境界近くだよ。

実際には西の福知山線側から武庫川昭和橋を渡る、稲荷神社と公民館が見えてくるよ。

ここは堀相模守の居館跡、現地案内の昔話に耳を傾けてね。
  
  
武庫川に架かる橋、手前が城跡、西の山を見てるよ。 対岸の小高い林、向こうの高い山は虚空蔵山(こくぞうさん)かな。

山道途中の虚空蔵堂、昔、娘が十三歳になるとお参りをしたそうな。

桜の木は緑の葉、田んぼで水入れ準備中、もうすぐ水田いっぱい空色映る季節になるんだね。
    

    
むかしこのあたりの領主だった堀相模守は、領民から慕われていたが、死を目前にした時、「自分の死後、全ての財産を自分とともに墓に埋め、もし災害がおきて皆が苦しむことがあったら、墓を掘り返して、村を救え」と言い残して死んだ。

人々は遺言を守って遺骸とともに財産を埋めた。 後に墓を掘り返そうとしたものは、いずれもひどい目にあったそうだ。

村人は、印に植えたベロ(アシビ)の木の下に眠る相模守が、村を守ってくれるとして「守りの塚」と呼んで子々孫々に伝えたという。

その「守りの塚」は、武庫川対岸の小高い林のなかにある。

『現地案内を参照』

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