三木付城 その3

兵庫県三木市

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日本戦国史に残る「三木合戦」、別所氏をはじめ播磨の武将たちが籠城する三木城、ここでは秀吉軍が包囲網をめぐらした付城を少しづつ探索します。

その2 二位谷奥付A、B,C
 
  
「二位谷奥付城A」 三木市福井

三木市役所から南へ、三木山総合公園の所だよ。

すっかり公園、道は整備されているしね。

ここは浅野長政と一柳直末が陣を構えたらしいよ。
  
     
「義経のみち」

さすがに何も残っていないけど、嬉しいことに義経が通った道とある。

加東市の三草山から須磨一の谷に行く途中の道なんだね。

詳しい案内もあるよ、来てよかったね。
   
  
「二位谷奥付城B」 三木市福井

もう少し南に来た、ここも良く分からないね。

浅野長政は秀吉の五奉行になる人だ。

孫・長直が播州赤穂の浅野氏につながるんだよ。
       

  
  
「二位谷奥付城C」 三木市福井

もう少し南に来て、西側へ入ったけど、よく分からなかった。

一柳直末は美濃出身で秀吉の家臣だ。

小田原征伐で戦死した時、妻心誉と子女は黒田官兵衛に引き取られ、その年に生まれた子は、黒田長政の幼名と同じ松寿丸と名付けられたらしい。
    
   
「三谷ノ上付城」 三木市福井

西の三木山森林公園に来た。

駐車場から少し上って、ここはバーベキュー場だね。

ここに糟谷武則が陣を構えたんだ。 
  
  
 小屋の後ろあたりに土塁と思われる遺構があるらしい。

糟谷武則と言えば、加古川城を拠点にした別所氏の家臣だった。

三木合戦の時、一旦は三木城に入るのですが、黒田官兵衛の説得により秀吉方に付いたんだね。

賤ヶ岳の七本槍でも有名だよ。
  
  
元の三木山総合公園へ戻ってきた、皆は遊んでいる。

一柳直末の弟・直盛の子の直重が四国は伊予藩主で、弟の直家が播州の小野藩主なんだね。

その小野藩陣屋の前の磐代神社にも祀られているらしい、何回も行っているのに、初めて知った。

遊んではいられない、小野は近い、早く行かなくては。
    

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