鯰尾大谷構

兵庫県姫路市夢前町寺

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国道2号線で夢前川を渡り724号線を北へ走ります。 JR余部駅からは菅生川に沿って411号線へ、書写山の西側を北上します。

夢前町に入り、すぐ「新在家バス停留所」で斜め東の道へ、200mほどには鯰尾大谷構居(ねんびおおたに)の史跡道標があります。
    
    
ここは丁度、書写山を裏から見てる所だよ。

書写山の南の麓には、赤松円心時代の坂本城がある。 そして満祐が嘉吉の乱で京都から走り帰り坂本城は落ちた。

書写山の東の道を北へ行けば赤松家を復興させた赤松政則の置塩城。

政則がこの夢前の地を選んだ理由は何だったんだろうか。
 
 
書写山へは東のロープウェイで登るのが楽だけど、歩いて登る道が6つもあるんだよ。

ロープウェイの西側は東坂参道、真南の大学がある所は西坂参道。

西南の六角参道、刀出坂参道、鯰尾坂参道、そして置塩坂参道だね。
    
   
「地蔵堂」

上の史跡案内から東へ300m、登山口の地蔵堂です。 木杖を借りて、右へ行けば書写山鯰尾坂参道、ここは左へ300m進みます。 
   
   
高さ3m、長さ約60mの石垣、沢山の瓦も出ているらしい。

上には三段の平坦地、ここが鯰尾大谷構居の石垣。

夢前のお城、目覚めた時の足どりは、うららかな春の夢にいるみたいだよ。 
   

    
文明年間(1469-1487)、置塩城主・赤松政則の命により、鯰尾(須賀)知方はこの地に構居を築きます。

采地は菅生荘内、香山(刀出)、穴師(打越)、岩崎(毛野)、谷口(六角)、知方は天正八年(1581)京都府岡山の戦に討死しました。

『現地案内を参照』

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