西岡構居

兵庫県明石市魚住町西岡

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明姫幹線(250号線)の明石市「二見農協北交差点」を南へ、山陽電車を越えて300mほど南へ行くとボタン寺、そこが西岡構居(にしおか)です。
   
    
「薬師院」

天智七年(668)に生まれた行基(ぎょうき)がこの地を訪れ、ここに薬師院を創建し、薬師如来を祀りました。

南北朝の戦乱時には一時、荒廃したのを江戸時代に整備されています。
 
  
「ボタン寺」

5月の頃には境内には1000株以上のボタンが咲き、ボタン寺としても有名なお寺です。

明石の海岸沿いには沢山の神社やお寺、そして三木合戦の時には毛利方の物資を運び入れる拠点となった魚住城があります。

ボタンの花の咲く頃に、もう一度海岸沿いを歩いてみようかな。
    

    
西岡構居の歴史は不明ですので、境内の遺跡を書きました。

「臥竜の松(がりゅう)」
 天喜五年(1057)に植えられた松があったのですが、昭和二十年に枯れました。

「経塚」
 応仁二年(1468)、寺が焼けた時、住僧・経蔵の灰を埋めてその上に建てた塚です。

「五輪の塔」
 室町時代末期の塔で、信長や秀吉に仕えた生駒甚介(親正)、または三木合戦で討死した人の供養塔と云われています。

『参考文献を参照』

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