大原城

兵庫県三田市大原

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中国自動車道、「神戸三田IC」を出て東の「神戸電鉄公園都市線」、更にJR福知山線を越え国道176号線を北へ走ります。

「新三田駅」の1km手前、青原寺の案内がある所を東へ入ると、大原城(おおはら)があります。
   
   
北の大歳神社から歩く、民家の道、耳元で牛が「モー」をささやき、びっくり。

そこからのお城風景、反対側の南に回るよ。
 
  
南の道から入る、真ん中には大きな堀。

右側は竹がいっぱいの二の丸、左が神社がある本丸だよ。

堀の向こうは、上の写真の方へ降りるよ。
    
    
本丸から一段下がった所、その下が大手門。

天正四年(1576)、信長の石山本願寺攻めの時、荒木村重は伊丹・花隈・大和田・吹田・高槻・多田・能勢そして三田に城を構えている。

でも二年後、秀吉の播磨三木城攻めの時に謀反、有岡城に籠城するんだね。 
   
   
「姫山神社」

大原宗隆の娘が祀られている、だから姫山神社だね。 本丸跡には礎石、南隅は少し盛り上がる櫓台。

神社の裏、大きな木に寄りかかる五輪塔、ここで昔話を伝えているのかな。 
   

    
文永元年(1264)、この地には大原氏が居館を構えました。

元亨年間(1321-24)、大原宗隆が城主の時、貴志城主・貴志五郎四郎義氏のもとへ嫁いだ宗隆の娘が、不和のために離縁され、郷の菩提寺青原寺で余生を信仰に打ち込みました。

父が亡くなった後、菩提を弔うために大般若経六百巻を写経したという伝説があります。

天正年間(1573-92)の初め、有岡城主・荒木村重により攻め滅ぼされたのです。

『参考文献を参照』

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