大嶋城

兵庫県相生市那波大浜町

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新幹線相生駅手前を南に曲り相生港方面へと進みます。

港までは行かないで「中央通交番交差点」を西へ曲がり「大島橋」を渡ります。

相生の入り江に映る標高30mの山には、大嶋城(おおしま)があります。
   
   
相模の国から入った海老名盛重は、ここの地に「相」字をつけました。

それが「相生市」という伝説があります。
 
  
上の写真の「大嶋城址」の所から右へ登る途中の壁にあります。

当時の石かどうかは分かりませんが、とても嬉しいよ。
    
   
山頂は広く、大島山桜公園になっています。 そこには善光寺、金比羅神社や住吉神社が建っていました。

見なかったけど「ブツブツ井戸」や、南を一段降りたところには五輪塔もあったらしいよ。
   
   
相生から赤穂へはよく行くけど、その途中にあったんだね。

相生湾の入り江には、伝説の山がきれいに映っていたんだね。
   

    
この大島城は、長治元年(1104)播磨海老名の祖・家季がここに城郭を築いたのがはじまりといわれています。

城主・海老名氏は、代々矢野荘別名の下司職、矢野荘例名の地頭職等に任じられた豪族です。

建武三年(1336)、別名の下司職であった七代・景知は、赤松円心に属し、弟の詮季や同族の泰知と共に白旗城にたてこもって、新田義貞軍と戦い功績をあげました。

しかし留守にしていた大島城は、新田軍に組した者によって焼き落されたといわれています。

また江戸時代中期の文書によると、「大島城は那波城とも言う。 丘ノ台は二の丸で矢倉跡、今は畠となる」とあって、この城の規模を知るてがかるとなります。

『現地案内を参照』

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