柴摺城

兵庫県たつの市神岡町東觜崎

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龍野バイパス「福田ランプ」から179号線の揖保川沿いを北上します。

新宮町に入り「觜崎橋」を渡るとすぐ東岸の所、標高185mの山頂には柴摺城(しばずり)があります。
   
    
揖保川の東、鶴嘴山(つるはし)に登る途中にあったよ。 北に降りて、曽我井城に行った時に通っていたんだね。

この先に平らなところがあったと思う、見張り台なのかな。
 
  
山頂近くは流紋岩で覆われている、川の方を見るとジンジンとよじ登ります。 西を見れば城山城、南は龍野、その風景は曽我井城を見てね。

山で刈った柴、岩盤の上を引きづり下ろしたから柴摺山というんだね。
    
   
「嘴崎磨崖仏(はしさきまがいぶつ)」

揖保川の西から「觜崎橋」を渡る、慣れないうちは西岸で曲がってしまう、ここは東側、やっと見れました。

文和三年(1354)とある、紀年銘がある磨崖仏は兵庫県で一番古いらしいよ。

「いぼ取り地蔵」として古くから信仰され、この上流にも4体の地蔵像があるらしい、また忘れているよ。 
  

    
赤松氏の家臣・觜崎右衛門次郎則重が城主です。

嘉吉元年(1441)、赤松満祐が起こした「嘉吉の乱」の時、西向かいにある城山城に籠るのですが、山名氏に攻められ赤松氏と共に落城するのです。

応仁の乱の後、上田刑部興重が在城しています。

『参考文献を参照』

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