塚口城

兵庫県尼崎市塚口本町

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阪神高速道路、「尼崎IC」で降りて13号線を北上し 阪急神戸線を越えてから一つ目の信号を西へ入ります。

「阪急塚口駅」の北東あたりに塚口城(つかぐち)があります。
     
    
都会の中、小さな路地でやっと見つけた土塁だよ。

西に沈む太陽、村重も同じ色を見てたのかな。

ここから3km北には伊丹有岡城、南4kmには尼崎城、「荒木村重」は日が沈む時間が似合うよね。
 
  
「正玄寺(せいげん)本堂」

塚口城の中核にあった正玄寺(別名、塚口御坊)です。

このお寺を中心に、四方に土塁や水堀を巡らしていた。 天文の頃、摂津一向一揆衆が立て籠もった時に防備として造ったともいわれているよ。
   
    
土塁跡の東側(裏側)だね。

このカーブはまさに堀跡、ちょっとうれしい。
   
   
「道しるべ」

土塁跡から北西の位置、見落としそうな場所に道しるべがある。
「道しるべ」を探す「道標」もいるよね。

「右 昆陽中(こや) 左 西宮」かな、昆陽は伊丹だから反対は尼崎だよね。

尼崎城へも行ってみるよ、でも太陽は沈んでしまったよ。 
   

    
塚口城跡は、室町時代から戦国時代にかけて文献に登場する中世城郭です。

現在は市街化のため、その面影をほとんど失っていますが、旧村の東端(現在地)と北端部にその遺構をわずかに残しています。

高い土塁をめぐらした外側に広い濠をもち、2町四方の土塁で囲まれていたようで、要所要所には出入門を設けてあったようです。

塚口城跡は、塚口寺内町とも別に呼ばれ、一向宗興正寺派の別格本山であった塚口別院を中心につくられた町場です。

同院は現在の正玄寺といわれています。

『現地案内を参照』

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