若狭野陣屋

兵庫県相生市若狭野町若狭野

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新幹線相生駅を過ぎてしばらく行くと、「若狭野交差点」があります。 さらに西へ1kmほど走り、北側の矢野川を渡ります。

この矢野川には3本の橋があり、一番西側の橋を渡った所には「若狭野陣屋(わかさの)」があります。
   
   
「法界庵」

若狭野陣屋の「札座」で、当時は藩札を造ったところです。 藩札は領地内だけで使えるお金のことかな。
  
  
それにしてのこの建物といい、この石塀も当時のままなのかな。

とても見ごたえがあるよ。
    
  
「若狭野陣屋の表門」

相生市那波野の西法寺に移された陣屋門です。 これは内側からの撮影です。

いつも「陣屋門」で思うことは、けっこう遠い所に移されているのだけど、どうしてだろう。 たまたまなのかな。 
   

     
陣屋とは、江戸時代の小藩で、城郭のない大名や旗本の居所をいいます。

寛文十一年(1671)、赤穂藩主・浅野長直の孫浅野長恒が分家したことにはじまり、長恒は江戸幕府直参の旗本となり、若狭野に陣屋を構え、若狭野十二ケ村三千石の知行がみとめられ、これが若狭野陣屋の始まりです。

陣屋は三千石の旗本宅としては豪荘で、1600平方メートルの敷地内に本宅(六室)内庭のほか門・倉庫・馬屋・武器庫などがありました。

現在、礼座(藩礼をつくったところ)の建物であった法界庵と那波野西法寺に移築された陣屋門が残っています。

『現地案内を参照』

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