山下城

兵庫県加西市山下町寺

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国道372号線の加西市と姫路市の境界から少し西の「小原交差点」を北へ、「剣坂交差点」で81号線を西へ走ります。

まもなく北側の山には山下城(やました)が見えてきます。
    
    
最初に裏手の常行院へ行く、でも普通車だと難しいよ。 広い駐車場に止めたけど、止めていいのかな。

歩いて遊歩道を行く、でも犬に吠えられ、戻って車で行ってしまった。
 
  
ここから上る、比高30mだから楽勝です。 すごくきれい、こんな私たちの為に申し訳ないほど整備されている。

最近、山裾にある畑の柿の木に、上から竹が垂れ下がってきてるのが気になり、随分切りました。 それでも大変です。
 
   
途中井戸もあったし、二の郭もきれい、かなりの城跡です。

お寺の前の案内にお城の絵があり、本丸から六の丸まである。

三宮も七宮まであるし、問題はないのだけど、初めての感動でした。
   
   
本丸から善坊山城、春日山城が見える。 いつ上ったのだろう。

2018年の冬は寒かった。 桜、うららかな陽気、また一つ、人生の思い出が消え去ってしまう季節なんだね。
   

    
山下城は、地誌「播磨鑑」によると、浦上久松の居城であるとされ、天文元年(1532)頃に築城します。

永禄9年(1566)頃に、別所氏の兵站拠点基地として改修され、天正6年(1578)まで、機能していたものと考えられます。

この城郭は、戦国時代に珍しい「平山城」で、残存状態の極めてよい城跡です。

賀茂川を外堀として、丘陵全体に削平地(郭)や堀切・池などを巧みに配置して、守備の厳重化と機能性の有効化を図っています。

南の最高地(比高30m)を本郭とし、二の郭、二重の帯郭で「南郭群」を構成し、北東に各種の屋形を中心とした「東郭群」を設けて、政治的な機能を図っています。

その前面には西本郭を中心とした大手を守備するための「西郭群」を配置しています。

『現地案内を参照』

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