七尾市能登島町 | |
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能登半島、和倉温泉を越え、屏風橋を渡ると能登島、47号線の海岸沿いを東へ走ります。 マリンパーク海岸公園から北へ、コンビ二を過ぎた信号を東へ入り、一山越えて南へ曲がる、海岸に出れば二穴城(ふたあな)がありました |
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屏風橋がいい。 明石や瀬戸大橋とは違った良さがある、まぶしい海色が素敵なんだ。 麓に多賀神社、背後の小山がお城だね。 元は畠山氏のお城、それにしても海がきれいだ。 でも冬は雪の中なんだよね。 |
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お城の南西には、二つの洞穴があるらしい。 大きな穴は雄穴、小さい方は雌穴と呼んでいる。 昼は雄穴から光が、夜は雌穴から光を放つ。 雄穴には入ることができる、でも雌穴は水いっぱいで入れない。 しかし輪島まで通じているのか、漆器が浮かび出るらしい。 すごいなぁ、見たかったなぁ。 |
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二穴城は集落に隣接する西側の丘陵先端部、通称・海崎に位置します。 断崖をなして海に面し、陸地へは背後の細い尾根で通じています。 城からは、南から南西方向にかけて七尾南湾一帯、その対岸に七尾港、七尾城山、石動山、南東方向に七尾南湾への入口となる小口瀬戸が一望できます。 城は自然地形を巧みに利用した海城で、主に小口瀬戸と七尾南湾を航行する船舶の監視を目的として、室町時代に能登守護・畠山氏が築いたものとみられます。 その後、天正9年(1581)、前田利家が能登国に入部したときに、家臣を配したとされています。 城域は、東西約240m、南北約300mで、その尾根筋には段差のある方形の郭(曲輪)状の平坦地が続き、その左右や周囲に帯郭や腰郭状の平坦地、敵の侵入を防ぐための土塁、竪堀などが確認されています。 また「殿様池」とよばれる井戸もあり、当時の痕跡が数多く残っています。 そして、城の両側(東西)は現在、新聞で埋め立てられていますが、当時は深く入り組んだ入江で、付近には「大津守」、「船隠し」などの地名が残っていることから、小口瀬戸から侵入する船を攻撃するための港として利用されたとみられます。 進入する船からは、小泉崎に隠れて城が見えないため、眼前の敵の船に対し横矢が効く位置にあり、七尾南湾の要害となっていました。 『現地案内を参照』 |
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