妙顕寺城

京都市中京区古城町
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JR二条駅から東へ歩くと二条城、東の堀川通を渡ると全日空ホテル前、間もなく西福寺には妙顕寺城（みょうけんじ）の碑がありました。

２００９年３月、京都。　春よ来い、都の桜も咲き出してるよ。
 　
久しぶりの青春１８キップで京都駅、山陰本線に乗り換え亀山行き各停電車で二条駅。

何年か前、車中で財布を落としてオロオロしていた駅なんだ。

どれくらいお城に行けるかな、ここは秀吉の妙顕寺城、最初のお城だよ。
　　
当時は堀、天守閣もあったらしいよ。

ここから北西、平安から鎌倉時代にかけて藤原氏の邸があった。

京都や奈良はすごいよね、掘り返せばいくらでも遺跡が出てくるらしい。

次は分かるよね、そう二条古城、すぐ近くだよ。
 　
 　
妙顕寺とは鎌倉後期、日像がはじめて京都に建立した日蓮宗寺院であり、たびたび場所は移り、戦国時代にはこの地にありました。

天正１１年(1583)９月、秀吉は寺を小川寺ノ内に移転させ、あとに二条新邸を構築し、天正１４年聚楽第を造るまで京都の政庁としています。

建物の姿は詳しくはわかりませんが、周囲に掘をめぐらし、天主をあげていたと云われています。　したがって、屋敷というより城と呼ぶにふさわしいと言えます。

平素は前田玄以が居住して、京都の政務にあたり、秀吉が上洛すると、ここが宿舎となりました。　秀吉が次第に天下を握ってゆく間の、重要な政治的拠点でありました。

現在、城跡はしのぶべくもないが、古城町という町名となって、ようがを伝えています。

『現地案内を参照』
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