一ノ瀬城

三重県度会郡度会町脇出

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伊勢自動車道「玉城IC」から65号線を南へ、宮川を越えて22号線をひたすら南へ走ります。

721号線が東へ延びる交差点を越えると一之瀬小学校、その南側を東へ入ると一之瀬城(いちのせ)がありました。
   
   
遠くから見ると、ぽつんと小山。

一之瀬神社の前まで来た、駐車場がある。

延元二年(1337)、後醍醐天皇の皇子・宗良親王が伊勢国一瀬という山奥に住んだ時、詠んだ歌が残っている。

その親王を擁したのが、愛州氏と云われているよ。
  
  
神社に参り、裏へ回る、びっくり谷底を歩いている感じ。

本丸へはどうやって上る、考えながら一周、でも半分で戻る。

境内に戻る、南側に「神宮宮城遥拝所」の碑、どういう話なのか。

見張り台だったのかな、それにしても愛州氏をもっと知らなくてはね。

  
南北朝時代、当地の土豪・愛州氏が築いたと云われています。

宝徳年間(1449-52)、愛州氏は本拠を五ケ所城へ移しています。

天正三年(1575)、北畠具教の養子になった織田信雄は大河内城から田丸城へ移る時、田丸中務少輔は岩出城に移され、その父・田丸家が一之瀬城に移されてくる時には廃城となっていたのです。

『参考文献を参照』

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