木造城

三重県津市木造町

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伊勢自動車道「久居IC」から国道165号線を南東、地図では近鉄名古屋線「桃園駅」を捜します。

駅から東へ、桃園小学校を越えて1kmぐらい、田園の道沿いには木造城(こつくり)がありました。
    
    
北畠氏の一族、木造氏のお城、木造御所との呼ばれていた。

昔は300mの敷地に城を築き、堀を設けて、南には侍屋敷の城下町だった。
 
  
 遠くからでも分かる、昔が城下町、今では田園風景の中。

こういうお城跡はすごく好きだよ、最後の最後まできちんと残しておこう。

そんなお城だね、三重県には多いような気がする。

12月、冬枯れの木々、でも今日は暖かそうだよ。

   
正平二十一年(貞治五年:1366)、北畠大納言顕能の三男・顕俊が築城し、木造氏とあらため、初代城主として久居市、一志郡を支配しました。

現在の城跡は享禄元年(1528)、七代城主木造俊茂が古城の北300mに新たに築き、天正十二年(1584)城を明け渡すまでの五十六年間使われていました。

城は伊勢街道に近い交通の要路で、平城形式で築かれています。 周囲には沼などの低湿地が広がり、防御がしやすい構造となっています。

城下町では、定期的な「市」が立ち、人と物資の交流がおこなわれていました。

『現地案内を参照』

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