醍醐環濠

奈良県橿原市醍醐

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JR桜井駅「畝傍駅」から東へ、藤原宮とJR線の間の集落には醍醐環濠(だいご)がありました。

2009年4月、奈良探索。 環濠を楽しむ、そろそろ終りかな。
  
  
南の藤原宮から歩いてきた、すぐ近くだね。 北には耳成山が正面、今度登ろうときっと思う。

濠、こんなに幅が広いんだ、何かあれば橋を取ってしまうのかな。
 
  
案内があるのは嬉しい、この奥が森村邸だよ。

奈良の環濠探索も終りかな、歩くと次から次へと環濠に出会える。 古都、奈良。

環濠を楽しみに万葉キップを買う、誰も分かってくれないかな。
   

    
大和盆地の村落は鎌倉時代から室町時代にかけ、時には不当・苛酷な支配者からの要求に反発したり、地方豪族等の争いを避けるため、次第に自衛の手段を講じ、百姓仕事の傍ら武装体制をとるようになりました。

彼らは、全村民協力して、村落の周辺に二間幅位の溝を掘り、内側に土居を盛り上げて竹木を植え、外部からの侵入を防ぎます。

こうした環濠は、他村にも多く見られたが、江戸時代の平和な世代以後は土居を崩し、濠は用水池とされましたが、近年に入っては吉野導水の普及や自動車交通のために埋められ、古姿を失いつつあります。

当町では、森村本家邸北側(石塁と渡橋)と森村分家邸西側(水濠と竹林)にその姿を残しています。

『現地案内を参照』

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