戒重城

奈良県桜井市戒重

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JR桜井線の桜井駅から、西へ歩きます。

国道169号線から北へ曲がり、近鉄大阪線を越えて100mぐらい、道沿いには戒重城(かいじゅ)がありました。
  
  
ここは春日神社、お城だったのかな。

資料によれば、南と東に堀をめぐらし、塀に接して高矢倉を設け、内側の土塁上に竹が植えられていたらしいよ。

ここで光秀や織田有楽斎の名がでるとは、びっくりだね。
 
  
境内の南、土塁の跡に見える。

敏達天皇訳語田・幸玉宮推定地の案内がある。 戒重村はかつて、他田庄と呼ばれ、春日神社は古くは他田宮(長田宮)と称していたんだ。

つまり宮だったんだね。
  

  
南朝方で活躍した戒重(三輪)西阿の築いた六城の中の本城と云われています。

のち、戒重氏の子孫は越智氏に属しています。

戦国時代、戒重氏は岡氏、高田氏と共に誅伐され、その後は光秀が納めます。

元和四年(1618)、関ヶ原の功績で、織田有楽斎長益が入り、のち陣屋を築くのです。

『参考文献を参照』

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