奈良県大和郡山市城内 | |
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2006年12月、寒くなったね。 古都奈良のお城、ゆっくり探索してみるよ。 |
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長い間、訪れたかったお城の一つだよ。 ここは筒井順慶のお城だね。 ここでも話がややこしいくなる、三好慶長や松永久秀が登場するんだ。 その久秀に筒井城を奪われ、取り戻す為に信長に従うようになるんだね。 |
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学生、お母さんと子供。 いろんな人たちとすれ違う。 誰もが静か、静かさを楽しんでいる。 奈良は近くて遠い、だから京都へ行くのかな。 |
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天守台の裏にまわると「さかさ地蔵」が祀られているよ。 郡山の市が見渡せる、古都奈良。 沢山の歴史を見てみたい、そんな思いを抱かせてくれるお城なんだね。 |
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大和の国、鎌倉時代は南都七大寺の一つ興福寺が守護として治めていました。 戦国時代に入ると、興福寺に属していた筒井順興は越智氏を討ち滅ぼし、子・順昭も信貴山城を本拠にし勢力を拡大していきます。 永禄十一年(1568)、順昭の子・順慶が跡を継ぐのですが、幼少のため三好長慶の家臣・松永久秀が大和に侵入してきます。 筒井城を追われた順慶は郡山城を死守、松永方はこれを落とすために四方に付城を築き包囲します。 元亀二年(1571)、順慶は辰市城(奈良市)を築き、これを久秀が攻めている時に、筒井氏の主力軍を郡山に集結させ、松永軍を打ち破ります。(辰市城合戦) 天正五年(1577)、久秀は信長に反旗を翻し滅亡、順慶は筒井城の拡張工事を始めたのですが、地形の不利から筒井城を残念し、本城としたのが郡山城です。 天正十年(1582)、本能寺の変で光秀は、順慶の出陣を求めたのですが、順慶は籠城したまま動かず、秀吉のもとに参じて大和一国を安堵され、翌年には天守を完成させています。 しかし、二年後に順慶は世を去り、小泉氏から養子に入った定次が跡を継ぐのですが、定次も伊賀国へ転封を命じられ、郡山城の筒井氏時代は終わります。 この時、筒井氏の家臣・島左近も追放されているのです。 秀吉の弟・秀長が入り、城郭と城下町の整備を行い、のち豊臣政権五奉行の増田長盛が入ります。 慶長五年(1600)、関ケ原で西軍に付いた増田氏は改易、代わって大久保長安・山口駿河守・筒井主殿が在番し、大阪夏の陣ののちは水野勝成、松平氏、本多氏、柳沢氏と続いていくのです。 『参考文献を参照』 |
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